歯根破折した歯の接着保存治療

 

接着保存治療の適応条件

 

接着保存治療に向いている歯

  • 破折して間もない歯、折れた部位で分離していない歯、ポストが接着できる歯
  • 歯根膜が残っている歯
  • 歯槽骨が残っている歯

 

接着保存治療に向いていない歯

  • 破折して時間が経過した歯、完全に分離した歯
  • 歯根膜が大きく失われた歯
  • 歯槽骨が大きく失われた歯
  • ブリッジに含まれる歯

接着保存治療の方法

 

治療法1:口腔内接着法

第一選択は口腔内接着法です。ポストが接着できる歯であること。歯根が完全に分離した歯には難しいです。

治療法2:口腔外接着法

一度抜歯して、口の外で接着する方法です。歯根が分離している歯や、口腔内接着法が上手くいかなかった時に選択します。

口腔外接着法の流れ