インフォームド・コンセントとは(wikipediaより)
インフォームド・コンセント(英: informed consent)とは、「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。
特に、医療行為(投薬・手術・検査など)や治験などの対象者(患者や被験者)が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で(英: informed)、対象者が自らの自由意思に基づいて医療従事者と方針において合意する(英: consent)ことである(単なる「同意」だけでなく、説明を受けた上で治療を拒否することもインフォームド・コンセントに含まれる)。説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれている。また、患者・被験者側も納得するまで質問し、説明を求めなければならない。
●根管治療の基本事項 |
・根管治療の目的は歯を保存することです。 |
・正確な根管治療は成功率を高めますが、全ての医科、歯科の治療と同様に、成功を保障することはできません。 さらに、根管治療は明確な問題を解決するために行なわれますが、術前に診断が及ばなかった問題が判明する場合があります。 |
・根管治療により虫歯、歯牙破折、歯周炎を予防することはできません。 |
・根管治療を行なった歯は再治療や外科的歯内療法、抜歯が必要になることがあります。 |
●根管治療の際、起こりうるリスク |
a 根管内における器具の破折 |
b 穿孔 |
e 根管の閉塞 |
c 術後の不快症状 |
d 不完全な治癒 |
f 歯もしくは歯根の破折 |
g 歯、もしくはクラウンの破損 |
h 術後の感染による抗生物質の服用 |
i 一時的しびれ |
j 咬み合せの変化 |
k 麻酔に対するアレルギー |
●治療の選択肢 |
1.治療しない |
2.症状がはっきりしてくるまで待つ |
3.抜歯 |
※根管治療後、一般に30日以内に歯を治さないと根管治療の予後が悪くなる確率が高まります。
★予後の可能性(良い、悪い、不明) |
★私、________ は治療の説明を受け、同意いたしました。 |
担当医 新藤健太郎 |