【基本】
ガッタパーチャは熱帯の木から産生される。名前の由来はマレー語のgetah percaからきている。生体に活性がなく、安定しており、良好な絶縁体である。 1845年にガッタパーチャは海底ケーブルの絶縁に用いられた。その他、家具の型、ゴルフボールなど用途は様々である。歯科においていは、その生体親和性、融点、延性から根充材にもちいられる、 1847年にHillがストッピングに使用した。 1867年にBowmanが抜去歯の根管充填にガッタパーチャを用いた。 1887年White companyがガッタパーチャポイントを製造した。その後の研究から、ガッタパーチャポイントのみでは緊密に根管を充填できないことが明らかになり、ガッタパーチャポイントにシーラーが併用されるようになった。