【基本】
歯の痛みと表現される慢性痛の代表として関連痛がある。
関連痛とは「ある部位の痛みを異なる部位の痛みと脳が勘違いをすること」であり、
かき氷で刺激された舌咽神経により後頭部が痛くなることなどは良く知られている。
歯痛と錯誤される疾患として、心疾患、上顎洞炎、三又神経痛、顎関節痛などがある。
歯髄の痛みでは隣の歯や、向かい合わせの歯に痛みを感じることがしばしばある。