【基本】
正常菌叢の減少などにより通常では存在しないあるいは少数しか存在しない菌が異常に増殖を起こし、正常菌叢が乱れる現象。
菌交代現象を発現するおもな菌種ではカンジダ属、アスペルギルス属などであり、細菌では緑膿菌、変形菌、ブドウ球菌、肺炎桿菌などが多く、膣ではトリコモナス原虫が出現することが多い。しかし、抗生物質の投与を中止すれば、すみやかに正常の細菌叢に復帰する。