【基本】
象牙質と歯髄共に、歯乳頭を発生起源としている。
また、象牙質を形成した象牙芽細胞は歯髄腔象牙質側に存在し、その象牙芽細胞突起を歯髄細管内に伸ばすことにより、象牙質の知覚の一部を担っていると考えられている。こうしたことから、象牙質と歯髄を一体とみなす、「象牙質・歯髄複合体」の概念が確立した。