【基本】
根未完成歯において、歯冠部歯髄を切断した後、切断面に水酸化カルシウムを貼付し、根尖部歯髄の保存を試みることにより、歯根の完成を期待する処置。
【補足】
臨床においては、根未完成歯の歯髄炎の早期、あるいは外傷時の歯冠破折などにおいて行なわれることが多い。
【基本】
根未完成歯において、歯冠部歯髄を切断した後、切断面に水酸化カルシウムを貼付し、根尖部歯髄の保存を試みることにより、歯根の完成を期待する処置。
【補足】
臨床においては、根未完成歯の歯髄炎の早期、あるいは外傷時の歯冠破折などにおいて行なわれることが多い。
【基本】
アピカルシート=アピカルストップ
マスターポイントが根尖孔から突き出ないように、根管の根尖部に付与される抵抗形態。
【補足】
アピカルカラー、アピカルシートが付与された根管においては、側方加圧根管充填の際、設定したマスターポイントの深度が変わりにくい。
しかし、近年の根管形成の流行は、ニッケルチタンファイルなどを用い、根管をテーパー状に形成する方法が主流であり、アピカルカラー、アピカルシートを明確に付与しない傾向にある。
【基本】
根管形成の際、根尖部に付与される保持形態。マスターポイントと一致する形態を付与することにより根尖部の封鎖に寄与する。
【補足】
アピカルカラー、アピカルシートが付与された根管においては、側方加圧根管充填の際、設定したマスターポイントの深度が変わりにくい。
しかし、近年の根管形成の流行は、ニッケルチタンファイルなどを用い、根管をテーパー状に形成する方法が主流であり、アピカルカラー、アピカルシートを明確に付与しない傾向にある。
【基本】
側方加圧根管充填において、マスターポイントを挿入し、ルートキャナルスプレッダーで側方に加圧後、できた間隙に挿入するガッタパーチャポイントのこと。
【補足】
ガッタパーチャポイントはもっとも頻繁に用いられる根管充填材である。主成分のガッタパーチャは天然ゴムから作られる。
ガッタパーチャポイントの成分
・ガッタパーチャ : 18~20%
・酸化亜鉛 : 61~75%
・ワックスおよびレジン : 1~4%
・重金属硫酸塩 : 2~17%