【基本】
生理学的根尖孔を超えた器具操作により、根尖部の最狭窄部位が破壊された状態。
【補足】
しばしば急性根尖性歯周炎の原因となる。
また、生理的な治癒を妨げる原因となる。
【基本】
生理学的根尖孔を超えた器具操作により、根尖部の最狭窄部位が破壊された状態。
【補足】
しばしば急性根尖性歯周炎の原因となる。
また、生理的な治癒を妨げる原因となる。
【基本】
歯の外側から起こる外部吸収と歯の内側から起こる内部吸収がある。
【補足】
内部吸収・・・生活歯髄切断法の予後不良例や外傷の予後観察中にみられることがある。歯髄が肉芽性変化をきたしている場合が多く、抜髄治療を行なう。
外部吸収・・・歯根外部(骨組織)の炎症が、歯根に波及し、歯根表面の吸収が起こると考えられている。
【基本】
MTAセメントは、 1993年にTorabinejadにより開発されました。その成分はなんと、工業用のセメントとほとんど一致しており、次のような成分が含まれています。
tricalcium silicate, dicalcium silicate, tricalcium aluminate, tetracalcium aluminoferrite, calcium sulfate and bismuth oxide
そのMTAセメントの特徴は、次のようなものです。
1.生体に害が少ない
2.封鎖性が高い
3.水分があっても固まる
4.PHが12.5あり、水酸化カルシウムの性質(硬組織誘導能)を有する
【補足】
3MIXとMTAを用いた歯髄保存治療と根管治療
http://www.kenico.chew.jp/3mix/
【基本】
Ⅹ線による診断において、X線フィルムに白く写る像。周囲組織より、X線の透過度が低い部位に認められる。
【補足】
根管充填材は造影剤を加えることにより、、X線不透過性が高められている。
これにより充填の具合を確認しやすいようになっている。
【基本】
Ⅹ線による診断において、X線フィルムに黒く移る像。周囲組織より、X線の透過度が高い部位に認められる。
【補足】
骨の炎症が起こっている場合は、X線の透過性が増すため、その部位が周囲より黒く移る。歯内療法の領域では、歯根周囲のX線透過像により根尖性歯周炎の診断を行なう。
【基本】
失活歯の漂白法の1つ。
髄室に過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素を混和したペーストを入れておこなう。
【補足】
歯根の外部吸収を起こす場合があり、注意が必要である。
【基本】
外科的歯内療法の術式の1つで、根尖切除術が困難な部位の歯に対して行なう。
一時的に歯を抜いて、口腔外で根尖切除と逆根管充填を行なう。
【補足】
下歯槽神経、上顎洞に近接する歯
大臼歯の舌側根などアプローチの難しい歯根
などが適応である。
【基本】
2つの根管が結合している場合の狭部。
【補足】
イスムスの拡大が不足すると、根管の清掃が不十分になる。しかし、むやみに拡大すると穿孔するので注意が必要である。
【基本】
電解質溶液に直流を流し、電離したイオンは電荷と反対の電極に向かって移動することを医療に応用している。
フッ化ナトリウム 虫歯予防に用いられる
塩化亜鉛 知覚過敏にもちいられる
ヨード亜鉛 根管の消毒に用いられる
【基本】
湾曲根管の分岐部側への穿孔、ストリップパーフォレーションを防ぐために、湾曲根管の外側壁に力を加えながらファイリングを行なう方法である。